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歌 「遥かなりし友へ」 [うたのこえのうた]

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むかしつくったうた

これは岡山にいる
友だちに寄せてうたったもの。
思うように連絡も取れなくなり
その友だちが、
離婚しようかと悩んでいた時期で
離婚はするなとさりげなく
ことばにした小品。

これも尼崎の店で歌った。
ハーモニカを間奏でいれようと
ハーモニカホルダーをつけて唄ったのだが
ハーモニカのフレーズが思い浮かばず
吹かないままで歌い終えたことを
今も後悔している。笑
チャレンジすべきだったと。


お前らしく
生きているか
心をひとりで
ふさいでいないか

いたわりあって
なぐさめあって
暮らしているのか
愛する人と

愛する人の
その手をはなすな
黙って涙を
拭ってやれよ

お前が決めた
人生だから
岡山の町で
花を咲かせよ

1995/03



◇写真 aoisoraさん



歌 いのちある限り [うたのこえのうた]

このうたもむかしつくったもの。
震災のあった1995年の3月に
尼崎で歌った記録。
20代の声。

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「いのちある限り」

生きていることを 
なぜ悔やむのだろう
生まれてきたことを 
なぜ悔やむのだろう

小さな花でさえ 
光を受けとめて
生きてゆこうとしてる 
この広い世界に

命ある限り 
力ある限り
大地を踏みしめて 
大空を見上げて

季節の訪れを 
一日の訪れを
拒むことはできない 
人と生まれたのなら

自由すぎるから 
幸せすぎるから
生きてゆくための 
力も湧かないのか

風にちぎれてゆく 
雲の流れのように
命を消すな自分の 
心に負けるなよ

唇かみしめて 
拳を握りしめて
越えて見せろ自分の 
心の坂道を

誰もがつまずいて 
転んで立ち上がり
傷ついて力 
振りしぼり歩いてる

心を見せてやれ 
涙を見せてやれ
自分を偽らず
お前の心あるままに

1995

写真:aoisoraさん






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